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第3回 パニック障害~その3~

3.家族にできること

家族がパニック障害と診断されたとき、家族のサポートは患者さんにとって大切な支えになります。まずは、パニック障害について理解することから始めて下さい。

前回までの回で、パニック障害の症状、治療法についてご紹介しました。健康だった家族が、突然、動悸や息切れ、呼吸困難、胸痛、めまいなどを訴える場合、周囲の家族も慌てることが多いようです。実際、最初の発作では救急車で病院に運ばれるケースも少なくありません。
検査をしても異常がなく、心療内科や精神科でパニック障害と診断された場合、また、家族から見て「パニック障害ではないか?」と気づいた時、家族にできるサポートの方法があります。

1.まず、病院を受診することを勧めて下さい。
前に説明したとおり、パニック障害は脳内の機能調整が乱れて起きる障害で、できるだけ早く治療を受けることが大切です。

2.できるだけそばにいてあげて下さい。
距離的に近くにいるということでなく、不安な時に連絡が取れる状況を作ってあげて下さい。病院を受診する際には、できるだけ付き添ってあげて、日頃の状況を説明し、また一緒に医師の説明を受けて、症状や治療法について理解して下さい。

3.発作がおこったら
座った姿勢の時には膝に頭をつけるような前屈みの姿勢、横になれる時はうつ伏せに寝かせ、衣服をゆるめて腹式呼吸を促します。暑い室内や直射日光下は発作が起こりやすくなるため、涼しいところに移動します。「ゆっくり息を吐いて」「大丈夫」と声をかけて下さい。

この他、リラックスできる環境づくりも大切です。次回で説明します。

記: エンジェルハートクリニック 院長   溝上 佳香