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夏の岩石採集体験記 Vol.4

第4日 金峰・大浦・野間・枕崎方面

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4日目は金峰・大浦・野間・枕崎方面。今まで採った岩石は、安山岩と砂岩が多いイメージだったので、この日は花崗班岩・ひん岩などをターゲットに朝9時頃出発。

第4日・5日・6日も写真をデジカメで撮っていたのですが、特に野間などの海岸線は非常にきれいでシャッターをきりまくりましたが、データが不完全でコピーすることがほとんどできず・・・。きれいな海岸線の写真を掲載できないのは今さら残念。
まず、金峰山に行き、中腹に露呈している岩石を採集。(結構大きな蛇がいました)先を急ぎ、加世田を過ぎ、大浦町恵比寿島に着き、歩いて海岸線に。ここでは、自分で砂岩と花崗班岩だと思った石を採集。ちなみに、海岸に向かう土の中に多くの穴があり、そこから蟹がガンガン出てきていました。車で数分の榊から恵風園を通り、大浦に通じる農道には、色々な花崗班岩が観察できると本に書いてあったのですが、感想としては、風化が進んでいる感じがしました。大浦中学校裏の崖も観察。
その後、野間の方に車を走らせ、まず、片浦付近で写真の青黒色のひん岩の露頭(?)があり、かなり柔らかくハンマーで容易に採れました。この時点でお昼をまわっていたので、笠沙恵比寿で昼食をとることに。腹ごしらえを終え、野間から秋目・坊津のリアス式海岸のすばらしい景色(ここの景色はいつきてもすばらしいと感じます)を見ながら、進んでいくと、工事現場なのか採石場なのかよくわかりませんが、ダンプ入口があり、上っていくと写真の岩石がありとりあえず採集。
坊津の久志付近で5分程休憩。そこから、泊に向かう間に、崖を削っているところがあり、きれいな岩石が露頭していました。そこからきれいな砂岩をゲットしました。
泊付近では、赤褐色に風化している石を採り、坊津の海岸に。坊津の海岸では、かなり硬い緑色の岩石を5分位かけて採集。ここでもテントを立てて、今からバーベキューの準備をしている人たちが。羨ましい限り。
そこから、枕崎市内に向かって走っていると、1890年に露頭が発見され、採鉱が開始された赤石鉱山がありましたが、休日だったこともあり人もおらず、立ち入り禁止になっていたので・・・。
時間はもう4時をまわり、休抗している安山岩・プロピライトの砕石場跡を目指し枕崎牧園集落を通り、順調に細い道に入って行っていた時に突如の大雨に見舞われ、ほとんど前が見えない状況になったので、今までの経験を生かし、退散することにしました。
子供はというと、車に乗っている間、ほぼ本を読んでいて、(結構山道ばかりだったのに酔わないのは特技?)場所に着いたら、デジカメで写真を撮り、採った岩石を名前をつけて整理し、一応きちんと働いていました。