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第3回 パソコンって何だ ~その2 アナログとデジタル~

今回は、一本の線で複数の人が同時に会話する技術です。
その昔、小学生のころ、糸電話で遊んだ記憶があると思いますが、これはまさしく
1対1のアナログ通話です。
音の波形そのものを伝える、アナログ電話です。
ここで、解りやすいように例をあげて考えて見ます。
たとえば、一人用の鉄棒があったとします。5人で同時に遊ぶことはできません。
みんなが、遊べるようにするには順番を決めて、同じ時間づつ割り当てること
でしょう。
この考え方が応用されたのがデジタル通信です。
デジタル通信も、実際には上記のように人数分、時間を区切って通信させているのです。
インターネットをご覧になるとき、夕方から夜にかけて、通信速度が遅くなると思ってらっしゃる方も多いでしょう。

でも、同時に通信していないのではないか?と言うご指摘があろうかと思いますが、高周波技術の進歩により人間には到底判らない速さで区切って通信しています。
人間にとっては同時に通信しているように思えるのです。
単純に考えれば1人で通信している時はその回線を独り占めできるから、速度が速い、一方100人ではその回線を使用するとき、時間を100人で区切って通信させているので、100分の1の速度しか出なくなります。
昨今、テレビもデジタル化されてきました。これは、携帯電話の普及や諸外国との関係で先進国のみが、有限の電波帯域を占領するわけには行かなくなった事情があります。
そこで、テレビも同一周波数で複数のテレビ番組を放送できる、デジタル放送へと変わったのです。
デジタルとは高周波が必要だということです。
デジタル機器の代表であるパソコンも同じです。
次回は、ブロードバンドって何んだろう